廃車費用は払う必要なし?知って得する廃車の手続き・具体的な費用と廃車買取

      2018/04/04

「とうとうこの車も寿命が来てしまった」

長い間乗り続けた車とお別れする最後の手続きが廃車です。

事故以外で廃車をするのはすごいことで、それだけ長く大切に車を乗り続けてきたということです。

なので、いざ廃車にすると決まっても、

「廃車は初めてで廃車について全く何もわからない」

ほとんどの人はこんな状態だと思います。

ただ、何も知らずになんとなく廃車にすると思わぬところで損をする可能性があります。

そこで、ここでは一般的な廃車についての解説だけじゃなく、損をしない廃車のための知識をつけるために、

一般的な廃車の費用や手続きの流れ

廃車にするときに損をしないための注意点

損をしないための廃車買取という方法

大きくこの3つのポイントで解説していきます。

大切に乗り続けた車とできるだけ良い形で別れるためにも、廃車について詳しくしっておいてください。

廃車の手続きについて

もうこれ以上乗らない車を廃車にする時の手続きは、

車の解体:自動車リサイクル法で定められた車解体業者に車の解体をしてもらう

廃車手続き:運輸支局で永久抹消登録という手続をする

大きくこの2つの手続きをすることになります。

それぞれ詳しく解説していきます。

廃車手続きに必要な書類

まずは、廃車の手続きをするのに必要な書類などを確認しておきましょう。

事前に用意しておく書類

・ナンバープレート2枚
・自動車検査証(いわゆる車検証)
・印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの、車検証の所有者のもの)
・委任状(代理人が申請する場合に必要となります。所有者の実印の押印が必要です)
・預金通帳

運輸支局でもらう・購入する書類

・永久抹消登録申請書
・手数料納付書
・自動車税申告書

永久抹消登録申請書はホームページからダウンロードできますが、印刷様式が違うと使えなかったり場合があるので、運輸支局でもらってから記入するのがいいでしょう。

廃車手続きをする場所

廃車にするための永久抹消登録の手続きは、各都道府県の運輸支局・自動車検査登録事務所で行います。

運輸支局や自動車検査登録事務所の受付時間は基本的に平日の9時頃から16時頃までとなっていて、お昼の12時前後から13時前後までは、受付時間外となっているので、注意してください。

自分の住んでいる地域の運輸支局や自動車検査登録事務所の場所や正確な受付時間は、国土交通省のホームページで調べられます。

廃車手続きの仕方

ここからは、細かい廃車手続きの仕方について解説していきます。

車の解体を依頼する

まず、近くの解体業者や整備工場、自動車ディーラーなどの車を解体してくれる業者に依頼します。

車の解体を依頼すると、前と後ろのナンバープレート2枚自動車リサイクル券(使用済自動車引取証明書)を渡されます。

3日〜一週間程度で車の解体が終わるので、解体が終わると解体業者から移動報告番号・解体報告記録日の連絡がきます。

解体業者とのやり取りでもらう

・ナンバープレート2枚
・使用済自動車引取証明書
・移動報告番号
・解体報告記録日

この3つは、この次に行う永久抹消登録という手続きで必要になるので、書類は無くさないように大切に保管し、移動報告番号と解体報告記録日はメモをして忘れないようにしましょう。

ナンバープレートは2枚とも永久抹消登録の手続きのときに返却します。

ナンバープレートを返却する

自分の都道府県の運輸支局で、取り外していたナンバープレートを2枚とも窓口で返却します。

ナンバープレートを返すと、ナンバープレートをちゃんと返してもらったことを示す確認印や確認シールがもらえます。

永久抹消登録申請書の記入と提出

運輸支局の窓口で永久抹消登録申請書をもらい、記入して準備していた書類と一緒に窓口で提出します。

申請書は書き方の見本があるので、それを見ながら記入してください。

記入漏れや書類漏れがあると手続きに時間がかかってしまうので、提出する前に確認をしておきましょう。

申請書を提出して問題がなければ、手続きは完了となります。

永久抹消登録の手続きにかかる費用は、申請書代などで数百円程度かかります。

自動車税申告書の提出

運輸支局で購入した自動車税申告書を記入して、運輸支局内の税金申告窓口に提出します。

これで、永久抹消登録の手続きは終わりです。

廃車にかかる期間は?

廃車の手続きは、解体にかかる期間と永久抹消登録にかかる期間を合わせて、だいたい1〜2週間くらいです。

解体:3日〜1週間
永久抹消登録:1日

永久抹消登録の手続きは、運輸支局の混み具合にもよりますが、だいたい1時間程度で終わります。

廃車でかかる費用について

車を廃車するのにかかる費用としては、

・車の引き取り費用

・車の解体費用

・自動車リサイクル料金

・永久抹消登録の手続きにかかる費用

一般的に、これらの費用がかかります。

車の引き取り費用

動かなくなった車や、ナンバープレートのない車、車検の切れた車など、行動を走ることのできない車は、自分で解体場所に車を持ち込むことができません。

こんなケースでは、解体を依頼した業者にレッカーで引き取りに来てもらう必要があります。

この車の引き取りにかかる費用は、だいたい15000円程度です。

車の解体費用

車の解体費用は、相場としては10000円程度です。

ただ、あなたの車の部品やパーツが高く売れる場合や、鉄としての価値が高い場合は、むしろ買取ってお金をもらえるケースもあります。

自動車リサイクル料金

自動車リサイクル料金とは、車を解体したときに出る廃棄物を処理するための料金のことです。

車の購入時に支払っているケースが大半ですが、もしまだ払っていない場合には、自動車リサイクル料金を払う必要があります。

自動車リサイクル料金を支払っているかどうかの確認は、自動車リサイクルシステムのサイトから確認できるので、自分がリサイクル料金を払っているのかどうか、一度確認してみてください。

永久抹消登録の手続きにかかる費用

永久抹消登録の手続き自体は無料ですが、手続きに必要な手数料納付書などを購入する費用で数百円程度が必要になります。

廃車にかかる費用のまとめ

一つ一つ説明してきた廃車費用を表にまとめました。

引き取り費用 15000円程度(自分で持ち込める場合は不要)
解体費用 10000円程度
自動車リサイクル料金 8000〜20000円程度(支払済の場合は不要)
永久抹消登録手続き費用 100円程度

廃車にする車によって費用は変わりますが、だいたいこの程度が必要なんだと思っておいてください。

廃車でもらえる還付金

車を廃車にしようと考えているなら必ず知っておくべきことが、還付金です。

車を廃車にすると返ってくる一般的な還付金としては、

・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険

この3つがあります。

自動車税と自賠責保険に関しては、普通自動車でも軽自動車でも還付を受けられますが、自動車重量税に関しては、軽自動車には還付はありません。

また、どの還付金も月割りで還付されるため、月を超えてしまうと還付額が下がってしまいます。損をしないためにも、できるだけ早く還付手続きをしましょう。

廃車買取業者に売る手段

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長く乗り続けている車だからもう廃車以外に選択肢がない

不動車だから売れない

乗れない車は廃車料金を払わないと廃車にできない

解体費用のところで少し書きましたが、お金を払うどころかお金をもらえるケースがあります。

お金をもらえなくても、車の価値と引き取り費用を相殺して無料で引き取ってもらえるケースもあります。

また、廃車買取業者に依頼すると、面倒な手続きを全て代行してくれるというメリットもあります。

廃車にするような車に価値がある理由

車には、乗り物としての価値の他に、車を造っている鉄や使用されているパーツ・部品自体に価値があります。

なので、古いと思った車やボロボロの車でも、中を開けてみるとまだまだ使えるパーツや部品があるかもしれません。

使えない・売れない部分だけ廃棄、もしくは金属として売って、使える・売れるパーツや部品は販売するという方法を取れば、解体業者は利益を産むことができます。

また、日本車は外国産の車よりも丈夫で質が高い車として、海外で高い人気があります。

特に、ディーゼル車はレギュラー車と比べて丈夫なので、日本で使われなくても海外に輸出してガシガシ使われるケースがあります。

なので、海外に販売ルートを持っている車買取業者であれば、古くてボロボロの日本車を海外に販売することで利益を得ることもできます。

どうせ廃車にするのなら、一度廃車買取業者に査定を依頼するのが損をしにくいです。

廃車買取は自動車税や自動車重量税に注意

baby using pcPhoto credit: the UMF via Visual Hunt / CC BY

廃車を無料で引き取ってもらうためには、廃車買取業者に廃車を依頼する方法があるということですが、廃車買取業者に廃車を依頼するときに、一つ注意があります。

自動車税や自動車重量税の還付金です。

自動車を廃車にするときには、車の種類や廃車にする時期によって、自動車税や自動車重量税を還付してもらえることがあります。

しかし、廃車買取業者の中には、廃車契約の契約書の内容にあなたがもらえる自動車税や自動車重量税の還付を、業者が受け取るという内容で記載していることがあります。

この内容を知らずに契約書にサインしてしまうと、本来もらえるはずだった自動車税や自動車重量税の還付を受けることができなくなってしまいます。

また、あらかじめ廃車の見積もりのときの査定額に、自動車税や自動車重量税の還付金を含めている買取業者もあるのですが、このようなケースも注意が必要です。

理由は、還付金が査定額に上乗せされていて、実際の廃車の見積もりになっているかどうかがわからないからです。

なので、廃車買取業者に車を買い取ってもらう場合、自動車税・自動車重量税の還付金と車の見積もりはわけてもらいましょう。

また、見積もりを分けてもらえない場合は、他の廃車買取業者にも査定を依頼して比べてみるのも一つの方法です。

廃車で損をしないために

車の廃車は手続きがややこしく、どうして良いかわからない人が多いです。

自分で廃車をするとほぼ確実に費用がかかりますし、手続きもややこしくて混乱してしまいます。

なので、おすすめは一度廃車買取業者に依頼することです。

ただ、小さな廃車買取業者には、胡散臭い廃車買取業者もあります。

こうした業者に依頼すると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるので、しっかり見極めて、悪質な業者に依頼をしてしまわないように注意してください。

自分に合わせて使い分けよう!車買取サービス3選
特徴
ユーカーパック一社だけの電話のやり取りなので、一括査定と比べて簡単・楽に高い査定が期待できる
デメリット
電話やメールのやり取りが頻繁にあるので、手間がかかる
おすすめ
高く売りたいけど一括査定ほど手間をかけたくない人
特徴
複数の買取会社とやり取りをするので、高い買取が期待できる
デメリット
電話やメールのやり取りが頻繁にあるので、手間がかかる
おすすめ
手間や時間をかけてもできるだけ高く売りたい人
特徴
自分の車を欲しがっている買取業者を簡単に見つけて依頼できる
デメリット
査定会社同士での競争がないので、一括査定と比べると買取が安くなりやすい
おすすめ
自分のペースで査定依頼をしたい人

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